出雲大社の神様は女?主祭神の性別と、あなたを支える「女神チーム」守護ルート解説

「来月の出雲旅行、楽しみだけど……ちょっと気になることがあって」

そんな風にガイドブックをめくりながら、ふとスマートフォンの検索窓に「出雲大社」と打ち込んだあなた。

予測キーワードに「出雲大社 神様 女」という文字が出てきて、「えっ、出雲大社の神様って女性なの?」「女性の神様に嫉妬されると別れるって噂は本当?」と、急に不安と疑問が湧いてきたのではないでしょうか。

せっかくのご縁結びの旅。神様のことを正しく知らないまま参拝して、失礼があったら悲しいですよね。

結論からお伝えします。出雲大社の主祭神は「男性」です。

しかし、出雲大社がこれほどまでに「縁結び」で最強と言われる理由は、主祭神である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が、実は境内のあちこちに鎮座する強力な「女神チーム」に支えられ、助けられてきた物語があるからなのです。

この記事では、神社文化ライターの私が、性別の疑問をスッキリ解消し、あなたの願いを全力でバックアップしてくれる「女神さまたち」を巡る特別な参拝ルートをガイドします。

この記事を読み終える頃には、不安は消え、最高の期待感を持って出雲の地へ降り立てるはずですよ。


[著者情報]

✍️ 執筆者:楓(kaede)
神社文化ライター / 出雲神話ストーリーテラー
年間100社以上の参拝を10年以上継続。出雲大社へは毎年「神在月」に欠かさず足を運び、神話の知見を現代女性の生き方に繋げる活動を行う。「難しい神話を、恋や仕事に頑張る女性の味方に」がモットー。


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「出雲大社の神様は女」という噂の真相|主祭神・大国主大神の正体とは?

「出雲大社の神様は女性だと思っていた」という声、実は私のところにもよく届きます。

なぜそんな噂があるのかというと、一つは「縁結び=優しい女性の神様」というイメージが強いため。

もう一つは、日本で最も尊い神様である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が女性であることと混同されているケースが多いようです。

しかし、出雲大社にお祀りされているのは、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)という男性の神様です。

大国主大神は、かつて日本の国造りを行った偉大な神様。

天照大御神に国を譲る際、「目に見える政治の世界はあなたたちが、目に見えない『縁』や『運命』の世界は私が司りましょう」という約束を交わしました。

これを神道では「幽冥主宰(ゆうめいしゅさい)」と呼びます。

つまり、大国主大神は男女の仲だけでなく、仕事、友人、そして人生を豊かにするあらゆる「目に見えない繋がり」を差配する、いわば「縁の司令塔」なのです。

男性の神様だからこそ、女性の願いを大きな器で受け止め、最高のタイミングでご縁を繋いでくれる。

そう考えると、とても心強く感じられませんか?


実は女神がいっぱい!参拝で絶対に外せない「最強女神チーム」の社3選

大国主大神は「司令塔」ですが、彼がその力を発揮できるのは、周囲を固める女神たちの存在があってこそ。

出雲大社の境内には、大国主大神を愛し、支え、時には命を救った女神たちがひっそりと、しかし力強く鎮座しています。

彼女たちの存在を知り、感謝を伝えることで、あなたの参拝はより深いものになります。

特に注目すべき「女神チーム」の3つの社をご紹介しましょう。

1. スセリビメ(素鵞社:そがのやしろ)

本殿の真後ろ、境内でも最もパワーが強いと言われる「素鵞社」にお祀りされているのが、大国主大神の正妻、スセリビメです。

彼女は、数々の試練に立ち向かう大国主大神を、知恵と情熱で支え抜いた「最強のパートナー」。

夫婦円満や、揺るぎない強い絆を求めるなら、彼女への挨拶は欠かせません。

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2. キサガイヒメ・ウムガイヒメ(神の宮:かみのみや)

大国主大神が若い頃、兄弟神に命を狙われ重傷を負った際、天から舞い降りて彼を治療し、蘇生させたのがこの二柱の女神です。

傷ついた心を癒やし、もう一度前を向く力をくれる「再生と癒やしの女神」。

新しい恋へ踏み出したい時や、心身をリセットしたい女性の強い味方です。

3. タギリヒメ(筑紫社:つくしのやしろ)

本殿のすぐ近くにある筑紫社には、宗像三女神の一柱であるタギリヒメがお祀りされています。

彼女は大国主大神との間に子を設けた女神であり、美しさと守護の力を司ります。

自分を磨き、凛とした美しさを持ちたい女性にぜひ訪れてほしい場所です。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 本殿で大国主大神に手を合わせた後は、必ず本殿の「裏側」にある素鵞社(スセリビメ)まで足を運んでください。

なぜなら、この点は多くの人が見落としがちですが、「司令塔である夫(大国主)」と「それを支える妻(スセリビメ)」の両方に挨拶をしてこそ、ご縁の結びつきが完成すると私は考えているからです。私自身、この「夫婦セット」の参拝を意識するようになってから、仕事でもプライベートでも、驚くほどスムーズな人間関係の広がりを実感しています。

大国主大神と「女神チーム」の守護相関図


「女神が嫉妬して別れる」は本当?出雲大社にまつわる俗説を神話で検証

「カップルで出雲大社に行くと、女神が嫉妬して別れさせられる」

そんな噂を聞いて、彼との旅行をためらっている方もいるかもしれませんね。

でも、安心してください。

この俗説は、出雲大社の神話とは全く矛盾しています。

先ほどご紹介した通り、出雲大社の物語は、多くの女神たちが大国主大神を助け、共に国を造り、縁を育んできた「愛と協力」のストーリーです。

正妻のスセリビメは確かに情熱的な女神ですが、彼女が嫉妬するのは「夫を奪おうとする悪意」に対してであって、真剣に幸せを願う参拝者に牙を向くようなことはありません。

むしろ、多くの女神に愛された大国主大神だからこそ、男女の機微を誰よりも理解し、二人にとって本当に幸せな道を示してくださるのです。

もし出雲参拝後に別れが訪れたとしたら、それは「嫉妬」ではなく、司令塔である大国主大神が「あなたの本当の幸せのために、もっとふさわしい縁が他にあるよ」と教えてくれた、前向きな整理だと捉えてみてください。


【保存版】女性の願いを叶える「出雲大社・女神守護ルート」モデルコース

それでは、実際に境内の女神たちをどのように巡れば良いのか、おすすめのモデルコースをまとめました。

  1. 勢溜(せいだまり)の鳥居: ここから参道が始まります。まずは深呼吸して、心を整えましょう。
  2. 御本殿(大国主大神): まずは司令塔である大国主大神に、今の状況と感謝を伝えます。
  3. 筑紫社(タギリヒメ): 本殿のすぐ東側にあります。内面からの美しさを祈願しましょう。
  4. 素鵞社(スセリビメ): 本殿の真裏。最強のパートナーシップの力を授かります。
  5. 神の宮(キサガイヒメ・ウムガイヒメ): 境内東側に位置します。過去の傷を癒やし、新しい自分への再生を誓います。

📊 比較表
出雲大社・女神チームのご利益と鎮座場所一覧

女神の名前 主なご利益 祀られている社 こんな時におすすめ
スセリビメ 夫婦円満・強い絆 素鵞社(本殿真裏) 大切な人との絆を深めたい時
キサガイヒメ・ウムガイヒメ 癒やし・再生・健康 神の宮(境内東側) 失恋を乗り越え、再起したい時
タギリヒメ 美容・守護・道開き 筑紫社(本殿東側) 自分を磨き、自信を持ちたい時

まとめ & CTA (行動喚起)

「出雲大社の神様は女?」という小さな疑問から始まったあなたのリサーチ。

もうお分かりいただけたように、出雲大社は「縁の司令塔である男神」と、彼を支える「最強の女神チーム」がタッグを組んで、あなたの幸せをバックアップしてくれる場所です。

「嫉妬されるかも」なんて不安はもう必要ありません。

正しい知識を持った今のあなたなら、神様たちもきっと「よく勉強して来てくれたね」と、温かく迎えてくれるはずです。

さあ、女神たちの物語を胸に、あなただけの特別な出雲参拝へ出かけましょう。

まずは境内の地図をチェックして、あなたが一番「会いたい」と感じた女神さまの場所を確認してみてくださいね。

最高の「ご縁」が、あなたを待っています。


[参考文献リスト]