出雲大社に行ったら絶対に食べるべき 出雲ならではのグルメが2つあります。
それは、【出雲そば】と【出雲ぜんざい】です。
出雲大社 おすすめグルメ
「出雲大社」周辺には、出雲ならではのグルメやお土産を購入できるお店が集まる「神門通り」に「ご縁横丁」や「しんもん横丁」などのスポットがあります。
そこで食べられる名物グルメの「出雲そば」や「出雲ぜんざい」は絶品なんです。
「出雲大社」を参拝するなら、この2つの名物グルメをぜひ味わってください!
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出雲そば
『出雲そば』は、日本三大そばの一つに数えられる出雲名物。
【日本三大そば】
・島根県の「出雲そば」
・岩手県の「わんこそば」
・長野県の「戸隠(とがくし)そば」
出雲そばの特徴
【そばの製法】
そばの実を挽くと
最初に出てくる胚芽や内層粉・・・1番粉(更科粉)
次に出てくるそばらしい灰色を帯びた中層粉・・・2番粉
その次に出てくる「甘皮」と言われる外層粉・・・3番粉
最後に出てくる甘皮や子葉、蕎麦殻などの「末粉」・・・4番粉
になります。
中心の白い部分、1番粉で打ったそばが、いわゆる「更科そば」と呼ばれるもので、
『出雲そば』は、玄そば(殻のついたそばの実)を「挽きぐるみ」と呼ばれる 1~4番粉を取り分けずに まるごと挽き込んだ製粉方法で作ります。
通常は取り除く「そばの実の黒い殻」までも一緒に挽いてしまうので、色は黒っぽくなりますが、栄養価と香りが高く、風味と食感の良いそばになります。
風味だけでなく食感も良いそばに仕上がるため、しっかり噛んで鼻から抜けるそばの香りを存分に楽しんでください。
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【食べ方】
出雲そばは、「割子そば」として食べるのが一番です。
通常、「ざるそば」や、「もりそば」は、「そば猪口(ちょく・ちょこ)」につゆをいれ、そばをそこにつけて すすって食べます。
ところが「割子そば」は、そばが盛られている丸い器に直接つゆをかけて食べます。
「割子そば」は、通常2段や3段の丸い器にそばが盛られており、それ以外に薬味の器が用意されています。
どうせ食べるなら「割子そば」の中でも、「三色割子そば」をオススメします!
「三色割子そば」は、冷たい三段の割子そばに、とろろ、たまご、揚げ玉の三種のトッピングがされたそばで、。三つの味が楽しめますよ。
出雲ぜんざい
出雲大社がある島根県の出雲地方は、「ぜんざい発祥の地」と言われています。
出雲地方には、旧暦の10月(神在月)に全国から八百万の神様が出雲に集まり 古くから「神在祭(かみありさい)」という神事が行われていて、そこで振る舞われていたのが「神在餅(じんざいもち)」なんです。
どうやら その「じんざい」が、出雲弁(ズーズー弁)により なまって「じんざい」→「ずんざい」・・・「ぜんざい」となって 京都に伝わったと言われています。
「ぜんざい」発祥の地は出雲地方であることが、江戸初期の文献 「祇園物語」や「梅村載筆」(林羅山筆:儒学者)、「雲陽誌」にも記されています。
小豆を砂糖で甘く煮て餅を浮かべる、日本を代表する和スイーツ・ぜんざいは、出雲が発祥なんですよ!