島根県には、国内外から観光客が訪れる2つの名所があります。
それが「足立美術館」と「出雲大社」です。足立美術館は世界的にも評価されている日本庭園と日本画コレクションで有名であり、一方の出雲大社は縁結びの神様として知られ、古代からの神話と歴史を感じられる聖地です。
「せっかく島根まで行くなら、両方訪れたい」
──そんな声に応えて、この記事では足立美術館から出雲大社までのベストなアクセス方法や所要時間、車・公共交通機関それぞれの観光プラン、途中の立ち寄りスポットやグルメ情報まで、詳しくご紹介します。
1日で効率よく両方を満喫するための完全ガイドとしてご活用ください!
足立美術館と出雲大社は1日で回れる?
結論から言うと、足立美術館と出雲大社は日帰りで十分に巡ることが可能です。
ただし、移動距離や交通手段によってスケジュールに差が出るため、事前の計画がとても重要です。
- 直線距離:約70km
- 車での移動時間:約1時間15分(道路状況による)
- 公共交通機関の場合:約2〜3時間(乗り継ぎと待ち時間を含む)
どちらも“じっくり鑑賞・参拝したい場所”なので、各スポットでは少なくとも1時間半〜2時間は確保しておきたいところ。
そのため、朝早くからの行動がカギになります。
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アクセス方法①|車での移動がおすすめな理由
最も効率よく巡る方法は、やはりレンタカーや自家用車での移動です。道中には風光明媚な景色や、立ち寄りたいご当地グルメ・観光スポットも点在しているため、自由度が高い車移動は大きなメリットです。
車移動のメリット
- 時間に縛られないので、予定変更がしやすい
- 途中で道の駅や温泉などに立ち寄れる
- 重い荷物を持ち歩かずに済む
おすすめモデルコース(車編)
時間 | 行程 |
---|---|
9:00 | 足立美術館(日本庭園・横山大観などの名画を鑑賞) |
11:30 | 出発(山陰道経由) |
12:30 | 道の駅「湯の川」でランチ・地元特産品の買い物 |
14:00 | 出雲大社着(本殿参拝・神楽殿・境内散策) |
16:00 | 出雲そばの名店で早めの夕食 |
17:00 | 出雲市駅またはホテルへ |
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アクセス方法②|公共交通機関を使うルートと注意点
車が使えない方でも、公共交通機関で足立美術館から出雲大社へ行くことは可能です。
ただし、乗り継ぎ回数が多く、移動に時間がかかるため、スケジュール管理は慎重に行いましょう。
移動ルート(電車+バス)
区間 | 所要時間 |
---|---|
足立美術館 → 安来駅(無料シャトルバス) | 約20分 |
安来駅 → 松江駅(JR山陰本線) | 約25分 |
松江駅 → 出雲市駅(JR山陰本線) | 約50分 |
出雲市駅 → 出雲大社(一畑バス) | 約30分 |
一部の区間では待ち時間が長いこともあるため、時刻表アプリの利用や事前の検索が必須です。
また、一畑電車を利用するルートもありますが、本数が限られるため注意しましょう。
立ち寄りたいおすすめスポット3選
🛍 1. 道の駅 湯の川
安来市と出雲市の間にある人気の休憩スポット。
地元野菜の直売や、お土産コーナー、名物の出雲そばが味わえる食事処も完備されています。
館内は清潔で、ドライバーに嬉しい足湯も設置。
📸 2. 宍道湖(夕景スポット)
松江市と出雲市にまたがる宍道湖は、特に夕景が絶景として知られています。
湖畔には展望台やベンチが設置されており、カメラを構える観光客も多い場所。時間が合えば、立ち寄ってみてください。
🍜 3. 八雲庵(出雲そばの名店)
出雲大社の参道からも近いそば処。築150年の古民家を改装した趣のある店内で、割子そばをはじめとする伝統の味を楽しめます。
人気店なので、時間帯によっては並ぶことも。
出雲大社での見どころと参拝のポイント
🔹 正しい参拝方法
出雲大社の参拝作法は、他の神社と異なり「二礼四拍手一礼」という形式です。
これは出雲大社特有の神様への敬意の表し方であり、全国の神社の中でも非常に珍しいものです。
🔹 出雲大社の見どころ
- 本殿:日本最大級の大社造の建築様式。神聖な雰囲気が漂います。
- 神楽殿:巨大なしめ縄(全長13m・重さ5トン)が圧巻のスポット。
- 境内のご縁スポット:恋愛だけでなく、仕事・人間関係のご縁も祈願できます。
- 神馬神牛像:触れると健康運や金運が上がるとされる、人気の写真スポット。
まとめ|静と動を楽しむ1日旅
足立美術館の静寂と芸術、出雲大社の荘厳な雰囲気とパワー。島根が誇る2つの名所を1日で巡る旅は、心身ともに満たされる特別な時間になるはずです。
「移動が大変そう」と感じる方もいるかもしれませんが、適切にルートを組めば意外とスムーズ。
早めの出発とスケジュールのゆとりがあれば、無理なく楽しめます。ぜひ、次の旅のプランに取り入れてみてください。