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「出雲大社で“砂の交換”ができるって本当?」
「稲佐の浜の砂は持ち帰っていいの? どうやって交換するの?」
はじめて出雲大社を訪れる方にとって、この“砂交換”は少し不思議で、でもとても気になる習わしですよね。
出雲大社では、稲佐の浜でいただいた砂を、境内の素鵞の社(そがのやしろ)で交換する風習があります。
これは「お清めの砂」として知られ、厄除けやお守りの意味を込めて大切にされてきたものです。
ただし、やり方を知らないと、
- どこで砂を採ればいいの?
- どれくらい持ち帰ればいい?
- 素鵞の社ではどう交換するの?
- 持ち帰ったあと、どう使えばいいの?
と迷いやすいポイントもあります。
この記事では、初心者の方にもわかりやすく、
- 出雲大社の砂交換の意味
- 交換できる場所
- 具体的な手順
- 持ち帰った砂の使い方
- よくある疑問と注意点
を、やさしく解説します。
まず結論|出雲大社の砂交換はこの3ステップ
- 稲佐の浜で砂を少量いただく
- 出雲大社に参拝する
- 素鵞の社で砂を納め、お清めの砂をいただく
この流れを先に知っておくだけで、現地でもかなり迷いにくくなります。
稲佐の浜までの歩き方や、出雲大社とのおすすめルートを知りたい方は、こちらもあわせてどうぞ。
お清めの砂とは?
出雲大社では、神々が集うとされる稲佐の浜で砂をいただき、それを素鵞の社の砂と交換することで、「お清めの砂」を授かるとされています。
この砂には、素鵞の社に祀られているスサノオノミコトの御神徳が宿ると考えられており、家や玄関、持ち物、乗り物などのお清めに用いられることが多いです。
単なる“旅の記念”ではなく、神聖なご縁を持ち帰るものとして受け止めると、意味がわかりやすくなります。
砂交換ができる場所はどこ?|素鵞の社(そがのやしろ)
砂交換ができるのは、出雲大社境内の最北にある素鵞の社です。
素鵞の社は、ヤマタノオロチ伝説でも知られるスサノオノミコトを祀る、とても神聖な場所。
本殿裏にあるため、通常の参拝の流れの中では少し見落としやすいのですが、砂交換をしたい方にとってはとても大切なスポットです。
社の軒下には木箱が2つ置かれており、
- 1つは稲佐の浜の砂を納める箱
- もう1つは出雲大社の砂をいただく箱
になっています。
出雲大社でのお砂交換|具体的な手順
砂交換は、次の流れで行うとスムーズです。
1. 稲佐の浜で砂を採取する
まずは、出雲大社から西へ約1kmの場所にある稲佐の浜へ向かいます。
稲佐の浜は、旧暦10月の神迎え神事が行われる神聖な浜です。
ここで砂を少量いただきます。
採るときのポイント
- 小さな袋やジップ袋を用意しておく
- 量はほんの少しで十分
- 採ったあとは表面を軽くならしておくと丁寧
「せっかく来たから」と大量に持ち帰るのではなく、必要最小限を感謝していただく意識が大切です。
2. 出雲大社に参拝する
砂を採取したら、そのまま出雲大社へ向かいます。
砂交換だけを目的にするのではなく、まずはきちんと参拝する流れが大切です。
出雲大社では、
- 正門(二の鳥居)から入る
- 祓社で穢れを祓う
- 手水舎で身を清める
- 拝殿・八足門前で参拝する
- 右回りで本殿まわりを進む
という順路を意識すると、出雲大社らしい参拝になりやすいです。
正門(二の鳥居)から入る
稲佐の浜で砂の採取後は、出雲大社・正門(二の鳥居)から参拝します。
祓社で穢れを祓う
参道の途中にある、祓社(はらえのやしろ) にて穢れ(けがれ)をはらいます。
👉 出雲大社の祓社・はらえのやしろ! 最初に参拝するのはなぜ?
手水舎で身を清める
さらに、祓の橋(はらえのはし)、手水舎(てみずや)にて穢れ(けがれ)をはらいます。
拝殿・八足門前で参拝する
四の鳥居(銅の鳥居) をくぐります。
そして、拝殿に参拝し、八足門から御本殿に向かい参拝します。
右回りで本殿まわりを進む
八足門からは右回りに、東十九社など参拝をすすめ、御本殿の裏(境内の最北)にある「素鵞の社」に向かいます。
👉 出雲大社の十九社・じゅうくしゃ! 神々の宿所として開かれるのはいつ?
3. 素鵞の社で砂を交換する
素鵞の社に着いたら、まずはお参りをします。
そのあと、社を右側から回り、軒下の木箱を確認します。

交換の手順
「素鵞の社」の軒下に、砂の入った木箱が2つあります。
- 濡れているほうの木箱に、稲佐の浜の砂を納める
- もう一方の木箱から、お清めの砂を少量いただく
- いただいたあと、改めて素鵞の社にお礼参りをする
👉 出雲大社の素鵞社・そがのやしろ! パワースポット(岩など)で知られるわけとは?
砂交換のご利益と意味とは?
出雲大社の砂交換には、古くから次のような意味があると考えられています。
- 厄除け・邪気払い
- 土地や空間のお清め
- 良縁を引き寄せる
- 心身を整える
特に出雲大社は縁結びの神様として知られているため、砂交換も「ご縁を整える行為」として受け止める方が多いです。
ただし大切なのは、砂そのものを“たくさん持つこと”ではなく、感謝の気持ちを込めていただくことです。
お清めの砂の使い方
出雲大社からいただいたお清めの砂は、いろいろな形で使われています。
お守りとして持つ
少量を小さなお守り袋などに入れて、持ち歩く方法です。
身近なお守りとして大切にしたい方に向いています。
家のお清めに使う
マンションや住宅では、少量ずつ小皿や小瓶に分けて、家の四隅に置く使い方がよく知られています。
また、玄関や庭先に少しだけまく方法もあります。
車や自転車などのお清め
少量を使って、車や自転車などの乗り物に清めの意味を込める方もいます。
いずれの場合も、“大量に使う”より、気持ちを込めて丁寧に扱うことが大切です。
お守りや御朱印もあわせて受けたい方は、こちらも参考になります。
失敗しないための注意点
砂を採りすぎない
必要以上に持ち帰るのは避けたいところです。少量で十分です。
袋を事前に用意しておく
現地で困らないよう、小さな袋やジップ袋を準備しておくと安心です。
素鵞の社を見落とさない
本殿裏にあるため、参拝順路を知らないと通り過ぎやすい場所です。
参拝を飛ばさない
砂交換だけを目的にせず、まずは出雲大社への参拝を大切にしたいですね。
混雑時は時間に余裕を持つ
神在祭や連休は人が多くなるため、朝の早めの時間帯が動きやすいです。
古くなった砂の処分方法
お清めの砂の処分には、絶対的な決まりがあるわけではありません。
ただし、1年後の節目に再び出雲大社へお礼参りし、稲佐の浜へ砂を戻してから、改めて交換するのが望ましいと考えられています。
いちばん大切なのは、粗末に扱わず、感謝をもって手放すことです。
実際に体験して感じたこと
稲佐の浜で静かに砂をいただき、出雲大社の素鵞の社で交換する流れは、ただの観光とは少し違う、特別な時間に感じられます。
浜で砂をすくうときは、自然と気持ちが静かになり、出雲大社へ向かう道のりそのものにも意味が生まれます。
そして、素鵞の社で砂を納めて新しい砂をいただく瞬間には、「何かが整うような感覚」を持つ方も多いのではないでしょうか。
出雲大社を訪れるなら、一度は体験してみたい習わしです。
よくある質問(FAQ)
Q. なぜ砂を交換するのですか?
出雲大社の砂は「お清めの砂」とされ、スサノオノミコトの御神徳が宿ると考えられているためです。
Q. 稲佐の浜の砂は本当に持ち帰っていいのですか?
少量であれば問題ありません。ただし、必要以上に持ち帰るのは避け、感謝の気持ちをもっていただくのが大切です。
Q. 持ち帰る砂の量に決まりはありますか?
厳密な量の決まりというより、マナーとして、持参した砂よりも少なめの量を持ち帰るのが基本とされています。
Q. 稲佐の浜の砂は途中で捨てていいですか?
おすすめできません。素鵞の社に納めてから、新しい砂をいただくのが正式な流れです。
Q. 雨の日でも砂は採れますか?
可能ですが、海辺は足元が滑りやすくなるため、安全第一で行動しましょう。
Q. 子どもと一緒でもできますか?
はい、大丈夫です。ただし海辺なので、目を離さず、安全に十分注意してください。
まとめ|出雲大社の砂交換は、参拝をより特別にしてくれる体験
出雲大社の砂交換は、
- 稲佐の浜で砂を少量いただく
- 出雲大社に参拝する
- 素鵞の社で砂を交換する
という流れで行う、出雲大社ならではの特別な習わしです。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、
- 量は少しだけ
- 参拝を大切にする
- 素鵞の社で丁寧に交換する
この3つを意識すれば、はじめてでも安心して体験できます。
せっかく出雲大社を訪れるなら、砂交換という静かで奥深い体験も、ぜひ楽しんでみてくださいね。
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