出雲大社への雨の日のお参りが縁起がいいとされる理由について、調べてみました!
雨の日の出雲大社参拝
日本の多くの神社では、雨は「龍神様」の恩恵と見なされています。
龍神様は水や雨を司る神であり、農業が盛んな日本にとって、雨は生命の源として重要です。
龍神様がその土地に訪れ雨を降らすことで、農作物が育ち 豊かな収穫をもたらしてくれるため、恵みの象徴と捉えられています。
特に出雲大社のような神社では、この信仰が強く反映されており、雨の日の参拝が幸運とされる理由の一つです。
また、雨が参拝者の心身を清め、神様との絆を深める機会と捉えていたので、雨の日の参拝は 縁起が良い吉兆とされているのです。
なので、出雲大社において雨が降る日は、参拝者を歓迎する印(しるし)として解釈され、特別なご利益があるとも言われています。
このような伝統的な信仰や解釈を知らないと、雨の日の参拝がどうして縁起が良いのか不思議に思われるかも知れませんが、そのような深い意味があったのです。
スポンサーリンク
雨の日の参拝の注意点
雨の日であっても、通常どおりの順路で参拝してください。
雨が参拝者の心身を清めると言われていますが、「手水舎(ちょうずや)」で手と口を清める作法は省かず行ってください。
宇迦橋(うがばし)の大鳥居
→ 勢溜(せいだまり)の鳥居
→ 祓社(らえのやしろ)
→ 松の参道
→ 手水舎(ちょうずや)
→ 銅の鳥居
→ 拝殿
→ 八足門(やつあしもん)
→ 東十九社
→ 素鵞社(そがのやしろ)
→ 西十九社
→ 神楽殿