日本中の神々が出雲大社で行う『神議り(かむはかり・かみはかり)』って何?

神議り(かむはかり)とは、毎年旧暦の10月に日本各地の神様が、一斉に出雲大社(島根県出雲市)に集まり、主に縁結びについて話し合いをする会議のことです。

出雲大社 神議り(かむはかり・かみはかり)

出雲大社は、日本の国内にある神社の中でも特に歴史が古く、全国にある神社の総本社とされています。

神社の中でも特に縁結びにご利益があることで知られ、全国から多くの参拝者が訪れます。

初詣_20231224

旧暦の10月(現在の使われている新暦では、11月頃)に、全国の神々が集まり、縁結びの神議り(かむはかり)が行われます。

神議り(かむはかり)とは、毎年旧暦の10月に日本各地の神々が出雲大社に集まり、死後の世界である幽世(かくりよ)を治める大国主命(おおくにぬしのみこと)の元で、主に縁結びについて話し合いをする会議のことです。

神議りは、男女の結びも含め、様々な縁結びについて話し合われます。

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神議りの行われる場所は?

神議りの行われる場所である上宮(かみのみや)は連日大勢の参拝者で賑わいます。

↓ ↓【上宮】

上の宮1_20230329

神様が宿泊されるお宿

神議りに参加する神々は、出雲大社の東西の十九社(じゅうくしゃ)にお泊りになります。

↓ ↓【十九社】

十九社3_20230408

神々がお泊りになる出雲大社境内の東西にある十九社では、通常は閉まっている社殿の御扉が、この期間だけは開かれて祭事が執り行われます。