縁結びの神様「出雲大社」を訪れるなら、最寄りの「出雲大社前駅」からの参拝ルートは事前にチェックしておきたいポイントです。
「道に迷わない?」「坂道はある?」「見どころは?」といった疑問にお答えすべく、この記事では正しい徒歩ルート、実際の傾斜、参拝前の立ち寄りスポットまで詳しくご案内します。
出雲大社前駅とは?レトロな駅舎が旅の気分を盛り上げる
一畑電車の終点「出雲大社前駅」は、1930年(昭和5年)に建てられた美しい洋風建築。
国の登録有形文化財にも指定されており、出雲の旅の玄関口として人気のスポットです。
- 駅構内:観光案内所・トイレ・コインロッカーあり
- 改札は1つのみ。出口を出るとすぐ神門通り
- 駅前にロータリー、タクシー乗り場もあり
重要ポイント:出雲大社前駅は神門通りに面しており、駅を出た瞬間から参道が始まっています。
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徒歩約10分|しっかりとした坂道をのぼって出雲大社へ
所要時間と地形の特徴
- 距離:約350〜400m
- 所要時間:徒歩約8〜10分(寄り道を含まず)
- 地形:明確な上り坂あり。後半に傾斜が強くなる
出雲大社前駅から出雲大社(勢溜の大鳥居)までは一本道でわかりやすいルートですが、見た目以上に登りがいのある坂道です。
特に神門通り中盤以降は傾斜がはっきりしていて、「ちょっとしたハイキング気分」と感じる人もいるほど。
足腰に不安がある方は、途中で立ち止まって休憩する前提で計画すると安心です。
写真でわかる!出雲大社までの徒歩ルート(坂道・構造物も正確に解説)
ステップ① 駅を出たらすぐ目の前が神門通り(北方向)
改札を出た瞬間に見えるのが、観光のメインストリート「神門通り」。ここが出雲大社への参道です。
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ステップ② 神門通りをまっすぐ進む|登り坂の始まり
通りの序盤は比較的平坦ですが、50mほど進むと徐々に傾斜が現れます。
中盤〜終盤にかけて傾斜がはっきりと強まり、坂をのぼっている感覚がしっかりあるルートになります。
勾配:最大約7〜8%相当(徒歩に慣れていない人にはややきつい)
ステップ③ 立ち寄りスポットを楽しみつつ、坂をのぼる
坂道の途中にも観光スポットが充実しています。
歩き疲れたときに、ふらっと立ち寄って休憩できるのも出雲の魅力の一つです。
- ご縁横丁:出雲ぜんざいやスイーツが並ぶ、小さなグルメ横丁。
- スターバックス 出雲大社店(左手):和風建築と限定グッズで人気。観光客の憩いの場。
- そば処 田中屋(左手):出雲そばの名店。
ステップ④ 坂のてっぺんで出会う、鋼管製の勢溜の大鳥居
坂道を登りきると、出雲大社の象徴とも言える「勢溜(せいだまり)の大鳥居」が姿を現します。
- 高さ:8.8m、幅12m
- 材質:耐候性鋼(COR-TEN®鋼)製の鋼管
- 建替え年:2018年
この鳥居は最新技術で建てられた鋼製の鳥居で、見た目にも風格があります。
ステップ⑤ 鳥居をくぐって、出雲大社の神聖な境内へ
鳥居をくぐると、さらに玉砂利の参道が続きます。
周囲は松に囲まれ、空気が一変したような神聖な静けさに包まれます。
- 祓社(はらえのやしろ)
- 手水舎(お清め)
- 銅鳥居
- 拝殿 → 本殿(国宝)
- 裏手の「素鵞社」まで参拝する人も多数
出雲大社参拝前に立ち寄りたいスポット3選
- そば処 田中屋:地元でも評判の手打ちそば。割子そばは3段セットで、見た目も味も大満足。
- ご縁横丁:出雲ぜんざい、うさぎモチーフのお守り、縁結びスイーツなどが並ぶ、楽しい立ち寄り処。
- スターバックス 出雲大社店:全国でも珍しい和風建築のスタバ。参拝前後の休憩にぴったり。
出雲大社の参拝マナー
- 二礼四拍手一礼が正式作法
- 鳥居の前では一礼し、中央を避けて通る
- 本殿・摂社・末社を巡るのもおすすめ
- 御朱印・お守り授与所も充実
まとめ|駅から出雲大社は、短くも“登りがいのある”参道旅
出雲大社前駅から出雲大社(勢溜の大鳥居)までは、徒歩約10分・約400mの登り坂ルート。
改札を出たらすぐに神門通りに入り、そのまま坂道を登ると鋼管製の大鳥居が迎えてくれます。
途中には食事や甘味処、和カフェなど魅力も豊富。
参拝はこの坂を登ることから、もう始まっているのかもしれません。