出雲大社とはどんな神社なのか?
日本には「大社」と呼ばれる神社がいくつも存在しますが、もともと「大社」という言葉は出雲大社を指していたと言われています。
そのため、出雲大社は非常に古い歴史を持つ神社で、日本最古の歴史書である「古事記」や「日本書紀」にも記載されており、日本で最も古い神社の一つとして認識されています。
出雲大社が建てられた具体的な時期は明らかではありませんが、神社が建てられるようになったのは奈良時代(8世紀頃)で、その頃にはこの地に大きな社(出雲大社)が存在していたと推測されています。
現在でも出雲大社は国内屈指の人気を誇る神社であり、2022年(令和4年)の元日には約14万人もの人々が参拝し、三が日の参拝者数は延べ60万人を超えたと言われています。
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大社=出雲大社というのは本当か?
大社(たいしゃ)と言えば、「出雲大社」のことだというのは、事実です。
もともと「大社」という呼び名を使っていたのは、
・「出雲大社」(島根県出雲市大社町杵築東195)と
・「熊野大社」(島根県松江市八雲町熊野2451)
だけだったようです。
しかし、戦後になると、静岡県三島市の三嶋神社が三嶋大社に改名したほか、20を超える国幣・官幣大社が社格に応じて神社から大社へと変更しました。その結果、大社=出雲大社という認識は薄れ、高位の神社が「大社」として知られるようになりました。
出雲大社の特徴とは?
出雲大社の最大の特徴は、その「規模の大きさ」です。
境内の広さは約18万平方メートルに達し、摂社や末社、さらに山林を含めると約38万平方メートルに及びます。
また、敷地だけでなく、出雲大社には大規模な建造物が多く存在します。
本殿や神楽殿、大注連縄、さらには国旗までもが規格外のサイズであり、これが出雲大社の大きな特徴となっています。
大注連縄(おおしめなわ)
長さが約13m、重さは約5.2トンもあり国内最大級です。
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国旗
タテ 8.7m・ヨコ 13.6mの大きさです。
※ ちなみに シングルスのテニスコートの半面が、タテ 11.885m・ヨコ 8.23m なので、これよりも少し大きいサイズになります!