今度の島根・鳥取旅行で、出雲國神仏霊場巡りをしてみたい。
けれど、「護縁珠って何?」「普通の御朱印帳でもいいの?」「全部集めるといくらかかるの?」と迷っていませんか?
出雲國神仏霊場巡りは、出雲大社をはじめとする20の神社仏閣を巡る、特別なご縁の旅です。
御朱印だけでなく、各社寺の教えにちなんだ一文字が刻まれた「護縁珠」もいただけるため、旅の思い出が形として残ります。
ただし、ネット上には古い料金情報も残っています。
以前の情報だけを見て出発すると、「思っていたより費用がかかった」と現地で慌ててしまうこともあります。
この記事では、出雲國神仏霊場巡りで必要なアイテム、御朱印・護縁珠の料金、満願までにかかる総額の目安を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
出雲國神仏霊場巡りとは?普通の御朱印巡りと何が違うの?
出雲國神仏霊場巡りとは、島根県と鳥取県にまたがる20の神社仏閣を巡る霊場巡拝です。
第1番の出雲大社をはじめ、一畑寺、佐太神社、八重垣神社、熊野大社、日御碕神社など、山陰を代表する社寺が含まれています。
大きな特徴は、神社とお寺の両方を巡ること。神仏の垣根を越えて、ご縁を結んでいく出雲らしい巡拝です。
また、出雲國神仏霊場の御朱印には、各社寺の教えにちなんだ一文字が書かれます。
たとえば、出雲大社は「譲」、八重垣神社は「結」など、その社寺ならではの意味が込められています。

さらに、御朱印とあわせていただけるのが「護縁珠(ごえんじゅ)」です。

護縁珠は木製の小さな珠で、社寺名や教えの一文字が刻まれています。
20社寺を巡りながら少しずつ集めていくことで、自分だけの大切な巡拝の証になります。
出雲國神仏霊場巡りの20社寺
第一番 出雲大社(譲の一文字)
第二番 康國寺(香の一文字)
第三番 一畑寺・一畑薬師(目の一文字)
第四番 佐太神社(導の一文字)
第五番 月照寺(昧の一文字)
第六番 賣布神社(浄の一文字)
第七番 華蔵寺(薬の一文字)
第八番 美保神社(知の一文字)
第九番 大神山神社(神の一文字)
第十番 大山寺(智の一文字)
第十一番 清水寺(慈の一文字)
第十二番 雲樹寺(禅の一文字)
第十三番 平濱八幡宮・武内神社(命の一文字)
第十四番 八重垣神社(結の一文字)
第十五番 熊野大社(火の一文字)
第十六番 須我神社(授の一文字)
第十七番 峯寺(阿の一文字)
第十八番 須佐神社(素の一文字)
第十九番 長浜神社(綱の一文字)
第二十番 日御碕神社(守の一文字)
まず知っておきたい!必要なアイテムと料金
出雲國神仏霊場巡りを始めるときは、最初の社寺で基本のアイテムをそろえておくと安心です。
必要になる主なものは、次の4つです。
- 巡拝帳:3,000円
- 御縁珠むすび:1,800円
- 御朱印:各社寺500円
- 護縁珠:各社寺500円
御朱印と護縁珠は、現在はそれぞれ別々の授与となっており、両方いただく場合は1社寺あたり合計1,000円が目安です。
以前は「御朱印と護縁珠がセットで500円」と紹介されている古い記事もありますが、現在は料金が改定されています。
旅行前には、必ず公式サイトで最新情報を確認しておきましょう。
巡拝帳は必要?普通の御朱印帳との違い
「手持ちの御朱印帳ではだめなの?」と気になる方も多いですよね。
通常の御朱印帳でも御朱印をいただける場合はありますが、出雲國神仏霊場巡りをしっかり楽しみたい方には、専用の巡拝帳がおすすめです。
専用の巡拝帳には、各社寺の説明や教えにちなんだ一文字がまとまっているため、あとから見返したときに旅の記憶がよみがえりやすくなります。
ただ御朱印を集めるだけでなく、「この社寺ではどんな教えに出会ったのか」を残せるのが、専用巡拝帳の魅力です。
護縁珠むすびとは?護縁珠をなくさないための大切なアイテム
護縁珠を集めるなら、あわせて用意したいのが「御縁珠むすび」です。
御縁珠むすびは、各社寺でいただいた護縁珠を通していくための専用の紐のようなものです。
護縁珠をそのまま袋やポーチに入れて持ち歩くと、移動中に紛失してしまう心配があります。
最初の社寺で御縁珠むすびをいただき、その場で護縁珠を通しておくと安心です。
巡るたびに珠が増えていくので、旅の達成感も感じやすくなります。
✍️ 巡拝のワンポイント
護縁珠をいただいたら、できるだけ早めに御縁珠むすびへ通しておきましょう。小さな珠なので、バッグの中にそのまま入れてしまうと見つけにくくなることがあります。旅先で焦らないためにも、最初に保管方法を決めておくと安心です。

満願までいくらかかる?総額シミュレーション
ここで気になるのが、「20社寺すべてを巡ると、合計いくらかかるの?」という点です。
御朱印と護縁珠をすべての社寺でいただき、巡拝帳・御縁珠むすび・満願之証まで含めた場合の目安は、次の通りです。
| 項目 | 内訳 | 金額 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 巡拝帳 3,000円 + 御縁珠むすび 1,800円 | 4,800円 |
| 御朱印・護縁珠 | 1社寺あたり1,000円 × 20社寺 | 20,000円 |
| 満願之証 | 20社寺巡拝後に申し込み可能 | 3,000円 |
| 総額目安 | 初期費用 + 御朱印・護縁珠 + 満願之証 | 27,800円 |
つまり、御朱印と護縁珠をすべて集め、満願之証まで申し込む場合は、総額27,800円が目安になります。
このほか、公式ガイドブックやとなえことば、朱印表装などを希望する場合は、別途費用がかかります。
旅の記念としてどこまでそろえるか、事前に考えておくと予算を立てやすくなります。
最初はいくら用意すれば安心?1社寺目の予算
初めて巡拝する方は、まず1社寺目でどのくらい必要かを知っておくと安心です。
1社寺目で巡拝帳・御縁珠むすび・御朱印・護縁珠をすべていただく場合は、次の金額になります。
- 巡拝帳:3,000円
- 御縁珠むすび:1,800円
- 御朱印:500円
- 護縁珠:500円
合計は5,800円です。
小銭や千円札を用意しておくと、社寺の窓口でもスムーズです。
特に複数人で巡る場合は、あらかじめ現金を分けておくと安心ですね。
御朱印だけ・護縁珠だけでも大丈夫?
出雲國神仏霊場巡りでは、御朱印と護縁珠の両方をいただく方が多いですが、必ず両方そろえなければならないわけではありません。
「今回は御朱印だけにしたい」「まずは数社寺だけ護縁珠を集めてみたい」という楽しみ方もできます。
ただし、護縁珠は20社寺を巡ることでひとつの輪として完成していく楽しさがあります。
満願を目指したい方は、最初から御朱印と護縁珠をセットでいただくと、あとから後悔しにくいでしょう。
満願之証と満願勾玉について
20社寺すべての巡拝を終えると、満願の記念として「満願之証」を申し込むことができます。
また、満願勾玉は満願之証とともに授与されるもので、単体での授与はできないと案内されています。
満願之証を希望する場合は、最後に巡拝した社寺の窓口で申し出る形が基本です。
ただし、一部の社寺では取り扱いがない場合もあるため、念のため事前に公式情報を確認しておくと安心です。
よくある質問
Q. 普通の御朱印帳でも御朱印はいただけますか?
A. いただける場合もありますが、出雲國神仏霊場巡りをしっかり楽しむなら専用の巡拝帳がおすすめです。各社寺の説明や教えも一緒に残せるため、旅の記録として見返しやすくなります。
Q. 回る順番は決まっていますか?
A. 番号順に巡る必要はありません。旅行の日程や宿泊地に合わせて、巡りやすい順番で大丈夫です。出雲エリア、松江エリア、安来・大山エリアのように分けて計画すると無理なく巡れます。
Q. 1回の旅行で20社寺すべて巡らないといけませんか?
A. いいえ、何回かに分けて巡っても大丈夫です。むしろ、無理に詰め込むより、ゆっくり参拝する方が心に残る旅になります。
Q. 御朱印と護縁珠はセットでないといただけませんか?
A. 現在は、御朱印500円、護縁珠500円として別々に案内されています。両方いただくと1社寺あたり1,000円が目安です。
Q. 現金は多めに持って行った方がいいですか?
A. はい。社寺では現金での授与が基本になることが多いため、小銭や千円札を用意しておくと安心です。20社寺を巡る場合は、御朱印・護縁珠だけでも合計20,000円が目安になります。
まとめ:料金を知っておくと、出雲國神仏霊場巡りはもっと安心して楽しめる
出雲國神仏霊場巡りは、御朱印と護縁珠を集めながら、20の神社仏閣とのご縁を結んでいく特別な旅です。
現在の主な料金目安は、次の通りです。
- 巡拝帳:3,000円
- 御縁珠むすび:1,800円
- 御朱印:各社寺500円
- 護縁珠:各社寺500円
- 満願之証:3,000円
- 満願までの総額目安:27,800円
事前に必要な費用を把握しておけば、現地で慌てることなく、落ち着いて参拝を楽しめます。
大切なのは、急いで数を集めることではなく、一つひとつの社寺でいただくご縁を丁寧に感じることです。
巡拝帳に御朱印が増え、御縁珠むすびに護縁珠が連なっていくたびに、きっと旅の喜びも深まっていきます。
ぜひ、無理のない計画で、あなただけの出雲國神仏霊場巡りを楽しんでくださいね。
【参考文献リスト】