出雲大社「おみくじ」は持ち帰る? 番号が書かれているわけとは

神社などの参拝時には「おみくじ」を引かれる方が多いですよね。

「おみくじ」といえば、吉凶占いをイメージしますが、出雲大社の「おみくじ」には番号が書かれてます。

でも、なぜ 出雲大社の「おみくじ」には、番号が書かれているのでしょうか?

そのわけを、地元・大社町の仲間と調べてみました。

ご参考になれば、幸いです。

 

出雲大社のおみくじ(番号)

出雲大社の「おみくじ」は、神様からのお言葉が記されています。

出雲大社では、個人の運勢において、神様からアドバイスを授かるものが「おみくじ」になります。

そのため、吉凶占いではなく「番号」が書かれています!

以下の通り、1番~30番までありますよ。

出雲大社 おみくじ 1番
出雲大社 おみくじ 2番

出雲大社 おみくじ 5番

出雲大社 おみくじ 9番
出雲大社 おみくじ 10番


出雲大社 おみくじ 30番

出雲大社の「おみくじ」とは、人生を前向きに歩むため、神様からのお言葉になります。

 

おみくじ20230528_4

 

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おみくじの種類

出雲大社の「おみくじ」は、1番~30番までの種類があります。

上部には「番号」が、左右に大きく書かれてます。

最右側は「訓」として、教えを示されています。

そして、本年度「運勢」の概略内容が記載されてます。

左側には、9つの「個別の運勢」を、それぞれ示されています。

 

個別の運勢とは

個別の運勢では「9つの項目」があり、それぞれにお言葉が示されてます。

通信:便りがない人・気になる人から連絡があるかどうか

土木:家を建てる・増築などに良い時期かどうか

結婚:結婚するのに良い時期かどうか

病気:病気や持病が治るがどうか

移転:生活などの環境や拠点を移すのに良い時期かどうか

失物:大切にしていたものが見つかるかどうか

売買:財産や資産など 売買するのに良い時期かどうか

方位:どの方向・方角に恵みが多いかどうか

旅行:旅路・旅先で恵まれるのに良い時期かどうか

 

おみくじを引いた後はどうすればいいですか?

出雲大社のおみくじはどうする?

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出雲大社「おみくじ」は持ち帰る? 境内で結ぶ?

おみくじ(女性)

「おみくじ」を読み終わると、どうしますか?

おみくじ結び所などで結ぶ習慣がありますが、決まりはないようです。

そのため、神様からのお言葉・アドバイスですので、「おみくじ」は 持ち帰られて大切にされても良いです。

持ち帰った場合の処分方法として一番良いのは、神社仏閣にお返しすることです。

出雲大社には、境内に納め所(「お焚き上げ」「納札所」など)が設けられているので、そこに置いておけば、お焼納祭を奉仕して、お焚き上げをしてもらえます。

なお、ご遠方の方でご参拝されてのご返納が叶わない場合には郵送でも受け付けてもらえるので安心です。
(郵送先)
〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195 出雲大社社務所 宛

 

出雲大社のおみくじは木に結ぶのはどうですか?

おみくじは、神社の周辺や境内の木に結びつけることは、してはいけません。
出雲大社全体が神様の神聖な場所ですので、そこに生える木々にも命が宿っていると考えられているからです。

 

おみくじ結び所(出雲大社・境内)

おみくじ結び所20230528

出雲大社の境内には、いくつもの「おみくじ結び所」があります。

おみくじを結ぶとは、神様とご縁を結ぶ、木の生命力と結ぶなど、それぞれに縁結びへの願い・想いがあります。

ただし、境内の枝には結ばずに、必ず「おみくじ結び所」にて結んでください。

 

おみくじが引ける場所は?

おみくじが引ける場所は、出雲大社・境内の「御守所」になります。

御守所の場所は「八足門前」と「神楽殿」の2か所になります。

ただし、繁忙期では、拝殿前の休憩所も「御守所」になりますよ。

御守所(八足門前)

八足門前の「御守所」です。

右奥にみえるのが「八足門」になります。

 

御守所(神楽殿)

神楽殿の「御守所」です。

神楽殿・正面の右手に「御守所」があります。

左の最上に、大しめ縄が少し見えています。

 

おみくじが引ける時間は?

おみくじが引ける時間は、お守りなどの授与時間とおなじです。

受付時間 6:00~19:00

※新型コロナウイルス 5類に引き下げに伴い、受付時間も緩和されました(2023年5月)。

 

おみくじの値段(初穂料)は?

おみくじの値段は、100円(初穂料)です。

 

出雲大社のおみくじ(まとめ)

出雲大社の「おみくじ」は、神様からのお言葉が記されています。

出雲大社では、個人の運勢において、神様からアドバイスを授かるものが「おみくじ」になります。

そのため、吉凶占いではなく「番号」が書かれています!

 

出雲大社の「おみくじ」は、1番~30番までの種類があります。

「おみくじ」に記されているのは、訓として教え、運勢の概略、個別の運勢です。

また、個別の運勢では 9つの項目があり、それぞれにお言葉があります。

 

おみくじは、結び所などで結ぶ習慣がありますが、決まりはないようです。

そのため、神様からのお言葉・アドバイスですので、 持ち帰られて大切にされても良いです。

 

おみくじが引ける場所は、出雲大社・境内の「八足門前」と「神楽殿」の御守所になります。

繁忙期では、出雲大社・拝殿の左側にも「御守所」ができます。

受付時間は、6:00~19:00(2023年5月時)

初穂料は、100円です。

是非、ご参考にお願いします。

 

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