出雲大社の凉殿祭(すずみどののまつり) 2024はいつ? 真菰(まこも) を持ち帰るわけは?

出雲大社では、毎年6月1日・涼殿祭(すずみどののまつり)という神事が執り行われます。

この涼殿祭では、出雲国造が踏み歩かれた「真菰(まこも)」を競って手に取る風習があります。

なぜ、真菰(まこも) を、競って持ち帰られるのでしょうか。

そのわけを、地元・大社町の仲間と調べてみました。

ご参考になれば幸いです。

 

出雲大社・涼殿祭(すずみどののまつり)

涼殿祭(すずみどののまつり)は、「真菰(まこも)の神事」ともいわれ、夏場の無病息災をお祈りいたします。

北島国造館_出雲の森

大国主大神は、出雲大社東方(北島国造館近く)の「出雲の森」で涼をとられたと、言い伝えがあります。

その伝えにちなみ「出雲の森」から、銅鳥居東の御手洗井(みたらしのい) までの道中に立砂が盛られます。

そして、青々とした真菰(まこも) を神職によって次々と敷かれ、その上を大御幣を奉持した國造が進まれます。

 

古来より出雲地方には、国造に踏み歩かれた真菰をいただくと、「夏を元気に過ごせる」との信仰があります。

そのため、信者さんや氏子さんなどは、競うように真菰を手に取られ、ご自宅の神棚に祀られます。

凉殿祭1_20230528

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2024年 出雲大社・涼殿祭(スケジュール)

2024年 出雲大社・涼殿祭は、6月 1日(土) 9時よりご奉仕されます。

あらためて、出雲大社 公式ホームページ(令和6年 祭日表)にてご確認くださいませ。

 

出雲大社・涼殿祭(まとめ)

出雲大社・涼殿祭は、毎年6月 1日に執り行われています。

この涼殿祭は、大国主大神は「出雲の森」で涼をとられたとの伝えにちなんだ祭典になります。

出雲の森から御手洗井までの道中に、立砂が盛られ神職によって青々とした真菰(まこも) が敷かれます。

その真菰の上を、大御幣を奉持した出雲國造が進まれます。

祭典後、真菰をいただき神棚に祀ることで「元気に夏を過ごせる」との信仰があります。

そのため、信者さんをはじめ、氏子さんなどは、競うように真菰を手に取られます。

ご参考になれば幸いです。よろしくお願いします。

出雲大社の祭事・祭典は、こちらの記事をご参考にお願いします。

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