【VIVANTロケ地】乃木が長時間祈った出雲大社の素鵞社とは?場所・御祭神・四拍手・お砂取りを解説

2026年11月1日に放送された日曜劇場『VIVANT(ヴィヴァン)』第23話で、乃木憂助が長い時間、真剣に祈り続けていた神社をご存じでしょうか。

その場所は、島根県出雲市の出雲大社にある「素鵞社(そがのやしろ)」です。

出雲大社といえば、縁結びの神様として知られる大国主大神をお祀りする神社ですが、素鵞社には別の神様がお祀りされています。

「乃木さんが長くお祈りしていた場所はどこ?」

「どうして四回拍手をしていたの?」

「素鵞社にはどんなご利益があるの?」

「ドラマと同じ場所に行ってみたい!」

そんな方に向けて、今回は『VIVANT』のロケ地として注目された素鵞社の魅力を、地元・出雲大社周辺の観光情報とともにご紹介します。

社殿の場所や御祭神、八雲山との関係、お清めの砂の交換方法、参拝時間まで詳しく解説しますので、聖地巡礼を計画する際の参考にしてくださいね。

※この記事には、『VIVANT』第23話の一部ネタバレが含まれています。

目次

『VIVANT』で乃木が長時間拝んでいた神社は「素鵞社」

『VIVANT』第23話で、乃木憂助(堺雅人さん)が長い時間祈り続けていたのは、出雲大社の境内北側にある素鵞社です。

素鵞社は、御本殿のさらに奥、八雲山の麓に鎮座する小さなお社です。

大きな拝殿や神楽殿とは違い、周囲を木々に囲まれた静かな場所にあります。

出雲大社を初めて訪れる方は、拝殿や大しめ縄のある神楽殿に目が向きやすいため、御本殿の裏側にある素鵞社を見落としてしまうこともあります。

しかし、素鵞社は出雲大社を深く知りたい方に、ぜひ立ち寄っていただきたいお社のひとつです。

『VIVANT』第23話で描かれた乃木の祈り

2026年11月1日放送の第23話では、乃木がベキや仲間たちとともに出雲を訪れ、素鵞社で長時間祈りを捧げる姿が描かれました。

その背景にあるのが、乃木と柚木薫との関係です。

乃木の隠された立場や行動を知った薫は、それまでの関係について改めて考えることになります。

乃木にとって、任務とは異なり、自分の力だけではどうすることもできないのが薫の気持ちだったのでしょう。

だからこそ、あれほど長い時間、神前で祈り続けていたのかもしれません。

これはドラマの描写から読み取れるひとつの解釈ですが、普段は冷静な判断を続ける乃木が、一人の人間として幸せを願う姿が印象的でした。

薫からのメッセージと乃木の涙

長く祈り続けた乃木のもとへ、薫から気持ちを伝えるメッセージが届きます。

その後、安堵と喜びから涙を流す乃木の姿も描かれました。

出雲大社が縁結びの神社として知られていることを考えると、非常に印象に残る演出です。

ただし、ドラマの展開をそのまま「素鵞社で祈れば、必ず恋愛が成就する」という意味に受け取る必要はありません。

物語の中で、乃木が大切な人とのご縁を願った場所として素鵞社が描かれたことに意味があるのでしょう。

素鵞社(そがのやしろ)はどこにある?

素鵞社は、出雲大社の御本殿の北側、八雲山の麓に鎮座しています。

項目 内容
名称 素鵞社(そがのやしろ)
所在地 島根県出雲市大社町杵築東195(出雲大社境内)
位置 御本殿の北側・八雲山の麓
御祭神 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
参拝作法 二礼四拍手一礼
参拝可能時間 午前6時~午後4時30分
主な見どころ 社殿・八雲山の岩肌・お清めの砂

出雲大社の拝殿から直接見える位置ではないため、御本殿の周囲を巡る参拝順路で向かうとわかりやすいです。

素鵞社までのおすすめ参拝ルート

初めて出雲大社を訪れる方は、次の順路を参考にしてください。

  1. 勢溜(せいだまり)の大鳥居から境内へ入る
  2. 祓社(はらえのやしろ)で参拝する
  3. 松の参道を進む
  4. 手水舎で手を清める
  5. 拝殿で参拝する
  6. 八足門前から御本殿を参拝する
  7. 御本殿の東側を通り、北側へ進む
  8. 素鵞社に到着する

出雲大社では、八足門前で参拝したあと、御本殿の周囲を反時計回りに巡る順路が公式に案内されています。

素鵞社はその途中にあるため、出雲大社の参拝とあわせて訪れることができます。

▶ 出雲大社の境内図|素鵞社の位置と参拝ルートはこちら

素鵞社に祀られている神様は素戔嗚尊(スサノオノミコト)

素鵞社にお祀りされているのは、素戔嗚尊(すさのおのみこと)です。

素戔嗚尊は、日本神話に登場する非常に有名な神様で、「八岐大蛇(やまたのおろち)退治」の物語でも知られています。

八岐大蛇を退治した勇敢な神様

出雲神話では、素戔嗚尊が恐ろしい八岐大蛇を退治し、櫛名田比売(くしなだひめ)を救ったと伝えられています。

この神話から、素戔嗚尊は困難に立ち向かう強さや、災厄を退ける力を象徴する神様として信仰されてきました。

素鵞社が厄除けや守護などの願いと結びつけて語られるのも、こうした神話や信仰が背景にあります。

ただし、ご利益の感じ方は人それぞれです。必ず特定の願いが叶うと保証されているわけではありません。

出雲大社の大国主大神との関係は?

素戔嗚尊と、出雲大社の御祭神である大国主大神には、神話の中で深い関係があります。

古事記では、大国主神は素戔嗚尊の子孫として語られ、試練を乗り越える物語の中で素戔嗚尊が重要な役割を果たします。

神話の系譜には文献による違いもありますが、両神は出雲の信仰を理解するうえで欠かせない存在です。

『VIVANT』でも乃木と父・ベキとの関係が大切に描かれています。

素鵞社がそのような場面に登場したことに、親子のつながりという象徴を感じる視聴者もいるのではないでしょうか。

ただし、これは作品についての考察であり、制作者が公式に説明した演出意図ではありません。

乃木が四回拍手した理由は?出雲大社の正式な参拝作法

ドラマを見ていて、「乃木さんはなぜ四回も拍手したの?」と気になった方もいるかもしれません。

一般的な神社では二礼二拍手一礼でお参りすることが多いのですが、出雲大社では作法が異なります。

出雲大社の正式な参拝作法は、二礼四拍手一礼です。

これは御本殿だけでなく、素鵞社を含む境内の各社でも同じです。

二礼四拍手一礼のやり方

  1. 神前で姿勢を正す
  2. 深く二回お辞儀する
  3. 胸の前で四回拍手する
  4. 静かに手を合わせ、感謝や願いを伝える
  5. 最後に深く一礼する

出雲大社の公式説明によると、毎年5月14日の例祭では八拍手が行われます。

この八拍手は、神様を限りなくお讃えする意味を持つものとされています。

普段の参拝では、その半分の四拍手でお参りするのが習わしです。

『VIVANT』で乃木が四拍手をしたのは、出雲大社に伝わる参拝作法に沿った所作と考えられます。

▶ 出雲大社の二礼四拍手一礼|四拍手の意味と正しい参拝方法

素鵞社の裏にある八雲山の岩肌も見どころ

素鵞社を訪れたら、社殿だけでなく、その奥に広がる自然にも注目してみてください。

素鵞社の背後には、出雲大社にとって神聖な山である八雲山があります。

境内の中でも、八雲山の岩肌を近くに見ることができる場所として知られています。

八雲山は神聖な山

八雲山は、出雲大社の御本殿の北側に位置しています。

神聖な場所として大切にされているため、参拝者が自由に山へ登れるわけではありません。

素鵞社の周辺から見える岩肌は、出雲大社と自然のつながりを感じさせてくれます。

岩肌に触れてもいい?

素鵞社の裏手の岩は、パワースポットとして紹介されることがあります。

ただし、「岩に触れると必ず願いが叶う」という公式な決まりがあるわけではありません。

また、神聖な自然を守るため、岩を削ったり、登ったり、周囲の植物を傷つけたりしないようにしてください。

現地に立ち入り制限や注意書きがある場合は、その案内を優先しましょう。

素鵞社と八雲山の関係については、別記事で詳しく紹介しています。

▶ 素鵞社はなぜパワースポットと呼ばれる?八雲山の岩との関係

素鵞社では「お清めの砂」をいただける?

素鵞社には、出雲大社の参拝者によく知られた、もうひとつの特徴があります。

それが「お清めの砂」の信仰です。

出雲大社の公式案内では、素鵞社の床縁下にある御砂をいただき、お守りとしたり、屋敷や田畑を清めたりする習わしが紹介されています。

ただし、素鵞社の砂を自由に持ち帰ってよいというわけではありません。

稲佐の浜で砂をいただき、その砂を素鵞社に納めてから、もともとある御砂をいただくのが、出雲大社が案内する手順です。

お清めの砂をいただく基本の流れ

  1. 出雲大社の西にある稲佐の浜を訪れる
  2. 浜辺の砂を必要な分だけ少量いただく
  3. その砂を持って出雲大社へ向かう
  4. 拝殿・八足門前などで参拝する
  5. 御本殿の裏にある素鵞社を参拝する
  6. 持参した稲佐の浜の砂を床縁下の指定場所に納める
  7. 以前から納められている御砂を少量いただく

この習わしは、稲佐の浜と出雲大社、そして素鵞社をつなぐ、出雲ならではの参拝文化のひとつです。

稲佐の浜へ先に行かなければいけない?

お砂の交換を希望する場合は、先に稲佐の浜へ行き、砂を用意しておく必要があります。

ただし、素鵞社へお参りするだけなら、稲佐の浜で砂を採る必要はありません。

砂交換は必須の参拝作法ではありませんので、旅行の日程や体調に合わせて選びましょう。

▶ 出雲大社の砂交換とは?手順・場所・持ち帰り方を詳しく解説

▶ 出雲大社と稲佐の浜はどっちが先?正しい順番を解説

『VIVANT』の聖地巡礼で素鵞社へ行くときの注意点

ドラマを見て素鵞社へ行ってみたいと思った方は、事前に参拝時間と現地のマナーを確認しておきましょう。

素鵞社は午後4時30分までに参拝する

2026年5月3日付の出雲大社公式案内では、境内の通常参拝時間は午前6時から午後7時までとなっています。

ただし、御本殿より裏側の区域は午後4時30分に閉鎖されます。

素鵞社はこの閉鎖区域に含まれるため、午後4時30分までにお参りを済ませる必要があります。

夕方遅くに到着すると、素鵞社へ入れない場合がありますので注意してください。

ゆっくり聖地巡礼をしたい方は、午前中から午後の早い時間に訪れるのがおすすめです。

長時間、拝礼場所を独占しない

『VIVANT』では乃木が長い時間祈る姿が描かれましたが、実際の素鵞社ではほかの参拝者への配慮が大切です。

参拝者が並んでいる場合は、拝礼場所を長時間独占せず、譲り合いながらお参りしましょう。

ドラマの場面を再現するために、ほかの人の参拝を妨げることは避けてください。

撮影するときは周囲の人に配慮する

素鵞社は、ドラマのロケ地として写真を撮りたくなる場所ですが、あくまでも神聖なお社です。

撮影のために参道をふさいだり、他の参拝者を無断で大きく写したりしないようにしましょう。

また、社殿や神聖な自然を傷つけないことも大切です。

ドラマの画像や映像を自分のブログなどで使用する場合は、放送局などの著作権にも注意してください。

『VIVANT』ロケ地・素鵞社の参拝所要時間は?

素鵞社だけを参拝するのであれば、それほど長い時間は必要ありません。

しかし、出雲大社は境内が広く、拝殿・御本殿の周囲・神楽殿などを含めて巡る場合は、十分な時間を確保することをおすすめします。

参拝内容 所要時間の目安
素鵞社での参拝 約5~10分(混雑時を除く)
出雲大社の主要なお社を巡る 約60~90分
出雲大社と稲佐の浜を巡る 約2~3時間以上
お砂交換と周辺観光を楽しむ 半日程度を目安

※所要時間は目安です。参拝者の数や移動手段によって変わります。

特に2026年11月18日~25日の神在祭期間中は混雑が予想されるため、時間に余裕を持って訪れましょう。

▶ 出雲大社の神在祭2026|日程と参拝時の注意点はこちら

素鵞社はどんな人におすすめ?

素鵞社は、ドラマ『VIVANT』をきっかけに訪れる方だけでなく、次のような方にもおすすめの参拝スポットです。

  • 出雲大社の神話や歴史に興味がある方
  • 素戔嗚尊について知りたい方
  • 八雲山の神聖な自然を感じたい方
  • お清めの砂をいただきたい方
  • 出雲大社の奥のお社まで丁寧に参拝したい方
  • 『VIVANT』のロケ地を巡りたい方

『VIVANT』で描かれた乃木の祈りを思い出しながら訪れると、ドラマを見ていなければ気づかなかった素鵞社の魅力を発見できるかもしれません。

『VIVANT』ロケ地・素鵞社についてのよくある質問

Q1.『VIVANT』で乃木が長い時間祈っていたのはどこですか?

2026年11月1日放送の第23話で、乃木憂助が祈っていたのは、出雲大社の御本殿の北側にある素鵞社です。

Q2.素鵞社は一般の人でも参拝できますか?

はい。参拝可能時間内であれば、一般の方もお参りできます。ただし、祭典などによって立ち入りが制限される場合があります。

Q3.素鵞社の参拝時間は何時までですか?

2026年11月現在の公式案内では、午前6時から午後4時30分までです。御本殿の裏側の区域は午後4時30分に閉鎖されます。

Q4.素鵞社にはどんな神様が祀られていますか?

八岐大蛇退治の神話で知られる素戔嗚尊(すさのおのみこと)がお祀りされています。

Q5.乃木が四回拍手していたのはなぜですか?

出雲大社では二礼四拍手一礼が正式な参拝作法だからです。素鵞社も同じ作法でお参りします。

Q6.素鵞社のご利益は縁結びですか?

素鵞社は素戔嗚尊を祀るお社で、一般に厄除けや守護などの信仰と結びつけて紹介されます。一方、出雲大社の御祭神である大国主大神は縁結びの神様として知られています。

Q7.素鵞社では誰でもお清めの砂をいただけますか?

出雲大社が案内する手順に従い、先に稲佐の浜の砂を納めてから御砂をいただく習わしがあります。単に御砂を持ち帰るだけではいけません。

Q8.素鵞社の裏にある岩は触ってもいいですか?

岩肌は神聖な自然の一部です。立ち入り制限や現地の注意書きに従い、岩を傷つけたり、無理に登ったりしないようにしましょう。

Q9.素鵞社だけ参拝しても大丈夫ですか?

素鵞社だけを目的に訪れることもできますが、出雲大社の拝殿や八足門前でも参拝し、御本殿周辺の順路に沿って巡ると、より出雲大社の魅力を感じられます。

まとめ|『VIVANT』乃木が祈った素鵞社は、出雲大社の奥にある神聖なお社

2026年11月1日放送の『VIVANT』第23話で、乃木憂助が長い時間祈り続けていた場所は、出雲大社の素鵞社でした。

素鵞社は御本殿の北側、八雲山の麓に鎮座する、出雲の神話と深く関わりのあるお社です。

今回のポイントをまとめると、次のとおりです。

  • 『VIVANT』第23話で乃木が祈っていたのは素鵞社
  • 素鵞社は出雲大社の御本殿の北側にある
  • 御祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)
  • 参拝作法は二礼四拍手一礼
  • 社殿の裏側には神聖な八雲山が広がる
  • 稲佐の浜の砂を納め、御砂をいただく習わしがある
  • 参拝可能時間は午前6時から午後4時30分まで
  • ドラマの聖地巡礼でも、参拝マナーを守ることが大切

ドラマで描かれた乃木の祈りは、大切な人とのご縁について改めて考えさせられる場面でした。

出雲大社を訪れた際には、ぜひ御本殿の裏側まで足を延ばし、素鵞社にも静かに手を合わせてみてください。

ドラマの感動とともに、出雲の神話や自然の奥深さを感じられるかもしれません。


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参考・公式情報

※この記事は2026年11月3日時点の情報をもとに作成しています。ドラマの場面に関する解釈は筆者の考察を含みます。参拝時間や立ち入り制限などは変更される場合がありますので、訪問前に出雲大社公式サイトをご確認ください。